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[353] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 16:11
国際サッカー連盟(FIFA)は14日、女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の最優秀選手候補12人を発表し、日本からはMF宮間(岡山湯郷)、澤、大野(ともにINAC)の3人が名を連ねた。17日の決勝戦終了時までの記者投票(3選手連記)を経て決まる。

 候補はほかに、ガレフレケス(ドイツ)、ワンバック(米国)、前回大会最優秀選手のマルタ(ブラジル)ら。

[352] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 16:09
サッカー女子ワールドカップ(W杯)の日本(なでしこジャパン)の快進撃は、ドイツ社会の大きな関心事になっている。日本に敗れた開催国ドイツの人々は悔しさをあらわにする一方、トルコやベトナムなどからの移民たちは、体格差をはねのけ躍進する「なでしこ」たちに喝采を送る。地元紙は「なでしこ」の花を「日本では慎み深く控えめな女性のシンボル」と解説しながらも「日本チームの戦いを見ると、ほとんど当てはまらない」と負け惜しみをみせた。

 6月の開幕以降、ベルリン市内では乗用車にドイツ国旗を付けて走る市民の姿が目立ち、勝利のたびに花火も上がった。だが今月9日の準々決勝で日本に敗退後、熱は一気に冷め、多くの車は通常に戻った。サッカーファンのドイツ人女性(21)は「かなり悔しい。イタリア男子チームのように反則が多ければ、『相手は汚い手を使って勝った』と悪口を言って憂さを晴らせる。けれど日本サッカーは男女とも常にフェア。怒りの持って行き場がない」と話す。

 準決勝の日本対スウェーデン戦(13日)では、ドイツのテレビのアナウンサーは、日本がゴール付近まで攻め込むと「これは危ない」と叫ぶなど完全にスウェーデン寄り。試合終了後は「欧州が負けてしまった」と無念そうに語った。サッカー先進国を自負する欧州の優勝候補が次々敗れ去る事態に、戸惑いを隠せない様子だ。

 一方で、軽食スタンドを営むトルコ人のアイデンさん(50)は「日本を死ぬほど応援している。お祝いだ。ビールを1本持って行っていいよ」と大喜び。タクシー運転手のベトナム人男性も「小柄なアジア人が、大柄な欧州人を打ち負かす。スカッとするね」と上機嫌だ。

 ドイツは、人口の7人に1人が外国からの移民とその子孫という「移民大国」。だがメルケル首相は昨年10月、トルコ系移民らがドイツ国内で独自社会を維持し続ける状況を念頭に「多文化社会の試みは失敗した」と発言し、「移民敵視」とも指摘された。こうした中、アジア・中東出身者は日本の快進撃をどこか痛快な思いで見ているようだ。


[351] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 16:08
13日(日本時間14日)に行われた女子ワールドカップ準決勝でなでしこジャパンに1−3で敗れたスウェーデンのGKヘドヴィグ・リンダールが、試合の敗因について分析した。スウェーデン紙『Dagens Nyheter』が報じている。

 同選手は敗因について、失点につながった自らのミスを認めながらもチーム全体がうまくいっていなかったとコメント。中でもシステム変更が原因だったと指摘している。

 スウェーデンは過去4戦で4−4−2システムを用い、4勝を挙げていたが、日本戦では中盤の要であるキャロライン・シーガーが負傷。この影響もあり、4−2−3−1を用いる決断を下したが、「それは結果的にうまくいかなかった理由のひとつかもしれない。スウェーデンが良かったのは、4−4−2に戻った最後の20分だけだった」と分析している。

 なお、同選手は、「私たちは試合の後、とても失望していた。でもすぐ後には、この試合を忘れようと話し合った。私たちは(3位決定戦で)フランスに勝たなければいけないから」とコメント。既に気持ちを切り替えていると話している。


[350] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 16:06
13日(日本時間14日)に行われた女子ワールドカップ準決勝でなでしこジャパンに1−3で敗れたスウェーデンのトマス・デンネルビー監督だが、金メダルを手にするのはアメリカだろうと予想している。『ESPN』が報じた。

「私の感覚では、アメリカがゴールドメダルを勝ち取ると思う。そうなってくれることを願っている。(アメリカ代表の監督である)ピア・スンドハーゲとは友人なんだ」

「彼女は素晴らしい監督だし、素晴らしいチームを率いている。チームには何人も世界最高の選手がいるし、とても団結したパワフルなチームだ。日本にとってこれは大きな障害になるだろう」

「私は日本がアメリカからどのように得点を奪うのか、本当にイメージできない。アメリカが私たちと同じような重大なミスを犯すとは思えないんだ」


[349] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 16:05
サッカー日本代表のザッケローニ監督が15日、約3週間の休暇を終え、母国イタリアから再来日した。日焼けした顔で成田空港に降り立った指揮官は、女子W杯決勝に臨む女子代表「なでしこジャパン」に「決勝進出をとてもうれしく思う。この勢いのまま、最高の結果を持って日本に戻ってくることを期待している」とエールを送った。また男子のU−17(17歳以下)W杯でも日本が8強入りしたことも踏まえ、「日本全国の指導者が素晴らしい仕事をしている結果。指導者の皆さんにもおめでとうとお伝えしたい」と語った。

 8月には北海道で国内組のみを集めた日本代表の短期合宿と、国際親善試合の韓国戦(同10日、札幌ドーム)に臨み、9月に始まる2014年W杯アジア3次予選に備える。16日には早速、J1川崎−柏(等々力)を視察する指揮官は「とても有意義な休みとなった。これからまた始まるチャレンジに意欲的な気持ちでいる」と力を込めた。


[348] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 16:03
ドイツ誌『キッカー』は、スウェーデンを3−1で破り決勝進出を決めた日本の快進撃を特集し、なでしこジャパンのスタイルを絶賛している。

 同誌は、「日本は優勝候補だったドイツを準々決勝で下し、FIFAランク4位は偶然ではなく実力であることを証明した」とし、「日本は女性がどのように美しいフットボールを実現することができるかを教えてくれた。クリーンな試合運び、卓越したボールさばきとパスワーク。そして、 知性と落ち着き、自信に満ちあふれていた」と掲載。

 また、「なでしこの存在はスウェーデンを含め、全ての関係者に素晴らしい印象を残している」とも伝えており、なでしこのスタイルが世界に大きな影響を与えていることを示唆している。


[347] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 16:02
サッカー女子日本代表が躍進を遂げた背景に、独自の戦術がある。「なでしこ」の大黒柱であるMF澤(INAC)の高い能力を生かした「澤シフト」ともいえる形が機能している。

 15歳で代表にデビューして以来、男女を通じて日本代表戦最多の79得点をマークしている澤は、主に「トップ下」など攻撃的なポジションを務めてきた。その澤を佐々木監督は中盤の底、守備的なボランチに配置した。

 今回のワールドカップ(W杯)ドイツ大会ではメキシコ戦のハットトリックを含む4得点。その高い攻撃力は誰しもが認めるところだが、澤の「ボールを奪う能力」に着目し、大胆なコンバートを行った。試合展開を読む力のある澤は、危機察知能力も高く、競り合いにも強い。その能力を最大限に生かす戦術を、同時に導入した。

 サッカーの守備は、相手をゴールから遠いサイドに追い込むことがセオリーだ。だが、サイドでは1対1の局面が増え、そこで突破を許せば中にクロスを放り込まれ、ゴール前で体格差が露骨に出てしまう。佐々木監督は「日本はクロスへの守備がウイークポイント」と認めた上で、守備では中に相手を誘導し、中央の澤のところで奪う守り方に変えた。

 佐々木監督は重視する点に「相手が組み立てている時の追い込み方」を挙げ、「サッカーとは、ボールを奪わなければ攻撃できない競技」とも言う。澤は期待に応え、奪っては素早く攻撃に切り替える。長身選手がそろう準決勝のスウェーデン戦で、運動量のある川澄(INAC)を先発で起用したのも、前線から相手を追い込む守備を徹底する狙いがあった。

 佐々木監督は「我々は小柄。ボールを動かして、守備でも連係する必要がある。日本はそういうサッカーをやらないと世界には通用しない」と話す。ボランチはボールに触れる機会が多く、澤がその場にいることでパスの「預けどころ」も生まれ、主導権を握りやすい。日本選手の高い技術と連動性が加わり、スペインの強豪「バルセロナ」と形容されるような華麗なパスサッカーが成り立つのも、澤の位置でボールを奪うことができてこそだ。


[346] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 16:00
日本は15日、17日(日本時間18日)に行われる米国との決勝に向け、当地で練習を再開した。右足首を痛めていたFW岩渕(日テレ)を含め、21人全員が参加。練習中は大きな声が飛び交うなどリラックスした雰囲気で行われた。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本の4位に対し、米国は1位。過去の対戦で日本は米国に一度も勝っていない。

[345] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 15:59
女子W杯で世界一に王手をかけたなでしこジャパンは、17日の決勝(日本時間18日午前3時45分キックオフ)で米国と激突する。FIFAランク1位の強豪との大一番でカギを握るのが、司令塔のMF沢穂希(32=INAC)。今大会は4得点で現在得点ランキングのトップに立っているだけに、その得点力に大きな期待がかかる。悲願の優勝と得点王を手にすれば、その先にはアジア人初のFIFAバロンドール受賞も見えてくる。

 初優勝、得点王、そして、すでに候補にノミネートされている大会MVPを懸けて戦う「ずっと夢見てきた」決勝の大舞台。沢がその“3冠”を達成することができれば、アジア人が過去一度も受賞していないFIFAバロンドールに輝く可能性も高くなる。

 01年からスタートしたFIFA最優秀選手(10年からFIFAバロンドールに名称変更)は、その年に最も活躍した選手が表彰されるもので、いわば“世界の年間MVP”。沢も04年に10人の候補に入ったことはあるが、これまでアジア人が受賞したことは一度もない。ただ、今年は女子の最も大きな大会となるW杯ドイツ大会で活躍した選手が、FIFAバロンドールに輝く可能性が高い。沢が決勝戦でゴールを決めて初優勝と得点王を手にすれば、当然その最有力候補となる。

 もちろん、沢が得点するチャンスは十分ある。圧倒的なパワーと高さを誇る米国の4バックは強固で2トップの安藤と川澄が厳しいマークを受けるのは必至。それだけに、中盤の底でゲームをつくる沢が、豊富な運動量で何度も前線に顔を出すことが得点への近道となる。相手守備陣のスキを突いてゴール前に攻め込めれば、あとは今大会4得点の決定力を見せつけるだけだ。

 過去3分け21敗と米国には1度も勝っていないが、沢は「しっかり体を休めて、栄養とって、決勝に臨みたい。自分たちのサッカーができればいい試合ができる。みんなでカップを持ち上げてるところを想像している」と自信満々だ。世界一と得点王、そしてFIFAバロンドールに、なでしこの生きる伝説が挑む。


[344] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 15:58
女子W杯で初の決勝進出を果たしたなでしこジャパン(日本女子代表)は17日(日本時間18日未明)の決勝で、金メダルをかけて米国と対戦する。

 開催国ドイツのメディアが14日、こぞって日本への高い評価を記した。ビルト紙は強さの理由として「過小評価されていた」「スペインとバルセロナを思い起こさせるパスプレー」「震災が選手を一致団結させた」などと列記。キッカー誌(電子版)は「女性による美しいフットボールをどう表現するか、日本は教えてくれた。米国戦でサプライズはある。演出するのは沢穂希だ」と、日本優勝の可能性に言及した。

[343] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 15:57
女子W杯で初の決勝進出を果たしたなでしこジャパン(日本女子代表)は17日(日本時間18日未明)の決勝で、金メダルをかけて米国と対戦する。

 米スポーツ専門チャンネル・ESPN(電子版)は14日、スウェーデン、ドイツと屈強な相手を撃破してきた日本について、「サッカーがフィジカルだけではなく、情熱的、精神的、戦術的なものと証明した」と称賛した。一方、日本に敗れたスウェーデンのデンネルビー監督は「米国が金メダルを勝ち取ると思うし、そう願っている。日本が米国から得点を奪うイメージはできない」と話し、体格差をいかしたプレーが日本撃破の近道であると分析した。




[342] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 15:55
女子W杯決勝を前に英国ブックメーカー「ラドブロークス」のオッズは米国の勝利が2倍なのに対し、日本の勝利は3・5倍と開幕時の15倍から評価が急上昇している。同「ウィリアム・ヒル」では米国の2・05倍に対し、日本は3倍とさらに肉薄。得点を決める選手も賭けの対象で、米国FWワンバックが2・25倍でトップ。日本はFW永里ら4選手が2・87倍で並ぶ。ちなみに単独得点女王を狙うMF沢のハットトリックは41倍となっている。


[341] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 15:53
女子W杯で初の決勝進出を果たしたなでしこジャパン(日本女子代表)は17日(日本時間18日未明)の決勝で、金メダルをかけて米国と対戦する。準々決勝で決勝点のFW丸山桂里奈(28)=千葉、準決勝では2ゴールのFW川澄奈穂美(25)=INAC=と、日替わりヒロインを生み出してきた佐々木則夫監督(53)の次なるマジックは? そのさい配が注目される。

 第3、第4の“ササキマジック”は何だ? 決戦2日前の15日夕、快晴のフランクフルト市内で敢行した練習で、佐々木監督はサブ組にも鋭い視線を送った。

 「試合翌日はほとんど控え選手を見ている。ちょっとした動きをチェックする。『高瀬がよくなっているな』とか、『川澄がシャープな動きをしてるな』とか」

 3−1で快勝した準決勝・スウェーデン戦から一夜明けた14日、指揮官はこう明かした。その眼力が、日本の快進撃を呼んでいる。準々決勝・ドイツ戦は後半開始から投入したFW丸山が値千金の決勝弾。準決勝は今大会初先発させたFW川澄が2ゴールと爆発。選手起用が的中し続ける。

 「力をためていた丸山や川澄といった選手が、本当によくやってくれた」とあくまで選手をたたえる。だがその活躍も、全戦力の状態を細かくチェックしているからこそ、生まれるものだ。

 佐々木監督は06年から日本女子代表をコーチとして指導し、07年12月から現職に就任。厳しすぎず優しすぎず、選手からは「ノリさん」と呼ばれて慕われている。話をする際は、ほぼ毎回ギャグが混在。丸山をピッチに送る際は「宝くじは買わなきゃ当たらない」との言葉で積極的なシュートを求めたことが、あの会心ゴールにつながった。

 FIFAランク1位、W杯と五輪合わせて優勝5度の最強国・米国とは過去3分け21敗。真っ向勝負では苦しいだけに、また伏兵の活躍が望まれる。15日のミニゲームで主力組のFWには安藤&川澄が入った。ならば永里はスーパーサブ待機か、あるいは丸山や高瀬の投入機会をうかがうのか…。歴史を変える一戦へ、佐々木監督が目を光らせた。

[340] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 15:51
なでしこジャパンの決勝進出は15日、日本サッカー界に祝福の嵐を巻き起こした。セリエA、インテル・ミラノの日本代表MF長友佑都(24)は、トレンティーノ地方選抜との練習試合に先発し、6−1での勝利に貢献。試合後、ブラジルW杯でのなでしこへの「恩返し」を誓った。J2横浜FCの元日本代表FW三浦知良(44)は、MF沢穂希(32)に期待を表した。

 今季初の練習試合後、長友は興奮気味に隣国で奮闘する「なでしこ」に祝福を送った。

 「すごいですよね。素晴らしいとしかいいようがない」

 本大会不参加のイタリアでも、同国の記者が日本の報道陣に「ユウトに女子日本代表のことを聞いてほしい」と異例の依頼が出されたほど。長友は力強く言い切った。

 「男子も負けていられないんでね。9月からW杯予選も始まるし、なでしこに負けないように。パワーをもらっているので僕らも返したい」

 男子のW杯最高成績は16強。MF本田圭と「W杯優勝」を誓い合った男は、決意を新たにした。

 14日の練習試合でも思いを体現した。ガスペリーニ新監督のもとでの初実戦。長友は新布陣3−4−3の左MFで先発。開始5分にオランダ代表MFスナイダーのパスからシュートを放つなど存在感を発揮した。前半のみで交代したが、指揮官は「長友がいることでチームが前に押し出せる。ダイナミックな選手」と早くも信頼を表した。

 長友も「3−4−3に慣れていきたい。FWのような位置取りも狙いたい」とキッパリ。日本代表・ザッケローニ監督も構想に描く新ポジション。なでしこに負けない活躍へ、“MF長友”が好発進した。

[339] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 15:50
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で、日本は17日(日本時間18日早朝)の決勝で米国と対戦する。15日は当地で練習を行い、米国対策を本格化させた。

 約1時間の練習は大半を守備の確認に時間を割き、左右からのクロス、ペナルティーエリア周辺からのフリーキックをクリアする動きを何度も繰り返した。

 ミニゲームの主力組は13日の準決勝スウェーデン戦の先発と同じで、FWは安藤(デュイスブルク)と川澄(INAC)が入った。FW岩渕(日テレ)が全体練習に復帰し、21選手全員がフルメニューをこなした。

 ◇難敵に雪辱期す23歳MF阪口

 過去の対戦で一度も勝ったことがない米国戦。高い攻撃力を備える相手を抑え、反撃に転じる上でのキーパーソンが、MF阪口夢穂(新潟)だ。大けがを乗り越えて代表に復帰した23歳は「勝ち星を挙げたことのない相手に借りを返したい」と雪辱を期す。

 元々は攻撃的なポジションの選手で、06年に18歳で代表にデビューすると、初出場から2試合連続で2得点をマーク。20歳で迎えた08年の北京五輪はボランチで全試合に先発した。

 順風満帆だった選手としてのキャリアは一気に暗転する。08年末、当時所属していたTASAKIが親会社の経営再建に伴い休部。翌09年は米国に渡ったが、左膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがをし、シーズンの大半を棒に振った。懸命のリハビリを経て10年11月に代表復帰を果たすまで、2年以上のブランクがあった。「つらい思いをして、戻ってこられて、決勝に立つことができる。報われたかな」と振り返る。

 今大会は全試合に先発。中盤で後方からのパスを受け、反転しながら相手をかわして前を向く推進力が光るだけでなく、165センチの体格を生かした守備でも貢献度が高い。「私の役割は体を張ったディフェンスとボールのつなぎ」というテーマを高いレベルでこなしている。

 米国の守備に風穴を開けるには、決定力を備え、ボランチでコンビを組む澤穂希(INAC)の攻撃参加が欠かせない。その分、後方でバランスを保つ阪口の役割は大きくなる。

[338] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 15:48
快進撃が止まらない。女子サッカーの日本代表「なでしこジャパン」が、女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の準決勝でスウェーデンに快勝。初の決勝進出を決めた。平均身長で10センチも上回るスウェーデンに対して、細かいパスワークと豊富な運動量で対抗。なにより大きな相手を恐れない敢闘精神は、男子の代表チーム以上に「サムライ」という言葉がふさわしかった。

 日本で本格的に女子サッカーが始まったのは、1960年代後半のこと。決して歴史は長くない。学生だった80年代にトップ選手の練習を見たことがあるが、場所は多摩川の河川敷。その後も選手たちは競技を続けるために多くの苦労を重ね、ついに代表チームを世界のファイナリストへと押し上げた。昨年、男子がW杯ベスト16で大騒ぎしたことを考えると、この快挙はもっと褒めたたえられていい。

 サッカーに限らず、日本の女子選手は「男のスポーツ」とみられていたものが“解禁”されると、目立った強さを発揮する。例えば92年のバルセロナ五輪で採用された柔道や、2004年のアテネ五輪で採用されたレスリングでも、多くの金メダルを獲得してきた。

 いまではすっかり定着したが、00年シドニー五輪の高橋尚子、04年アテネ五輪の野口みずきで連覇を飾ったマラソンもそのひとつ。五輪で正式種目になったのは男子におくれること88年、1984年のロサンゼルス五輪だった。

 そのロス五輪のマラソンに出場した増田明美さんは、これら日本女子の「男まさり」ぶりを、こう見ている。

 「こういう競技の女子選手にとって五輪やW杯などの大会は、『自分を表現できる最高の舞台』なんですよ。開拓者として“自分らしさ”を出すことに集中するのが、好結果につながっているのだと思います」。確かに今回の「なでしこジャパン」も、日本選手の特性である技術の高さを存分に披露して結果を残した。そのスピーディーで華麗なサッカーは世界最強のクラブチーム、バルセロナになぞらえ“女バルサ”と呼ばれているほどだ。

 もともと、植物の「なでしこ」は可憐(かれん)な花を咲かせるだけではなく、生命力が非常に強い。2004年に「なでしこジャパン」の愛称を決めた審査委員の一人、沢穂希主将に率いられたイレブンは、決勝でも「なでしこ」らしい、たくましさを見せてくれるだろう。

[337] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 15:46
山郷 のぞみ 1975.01.16 163cm/61kg 浦和レッズレディース
GK 12 福元 美穂 1983.10.02 165cm/66kg 岡山湯郷Belle
GK 21 海堀 あゆみ 1986.09.04 170cm/64kg INAC神戸レオネッサ
DF 2 近賀 ゆかり1984.05.02 161cm/53kg INAC神戸レオネッサ
DF 5 矢野 喬子 1984.06.03 164cm/55kg 浦和レッズレディース
DF 14 上尾野辺 めぐみ 1986.03.15 157cm/54kg アルビレックス新潟レディース
DF 3 岩清水 梓 1986.10.14 162cm/54kg 日テレ・ベレーザ
DF 15 鮫島 彩 1987.06.16 162cm/53kg *移籍手続き中
DF 16 田中 明日菜 1988.04.23 164cm/52kg INAC神戸レオネッサ
DF 4 熊谷 紗希 1990.10.17 171cm/59kg 浦和レッズレディース/筑波大学
MF 10 澤 穂希 1978.09.06 164cm/55kg INAC神戸レオネッサ
MF 8 宮間 あや 1985.01.28 157cm/50kg 岡山湯郷Belle
MF 9 川澄 奈穂美 1985.09.23 157cm/50kg INAC神戸レオネッサ
MF 6 阪口 夢穂 1987.10.15 165cm/58kg アルビレックス新潟レディース
MF 13 宇津木 瑠美 1988.12.05 168cm/63kg Montpellier HSC
FW 7 安藤 梢 1982.07.09 164cm/57kg FCR2001 Duisburg
FW 18 丸山 桂里奈 1983.03.26 163cm/56kg ジェフユナイテッド市原・千葉
FW 11 大野 忍 1984.01.23 154cm/50kg INAC神戸レオネッサ
FW 17 永里 優季 1987.07.15 168cm/60kg 1. FFC Turbine Potsdam
FW 19 高瀬 愛実 1990.11.10 165cm/59kg INAC神戸レオネッサ
FW 20 岩渕 真奈 1993.03.18 155cm/52kg 日テレ・ベレーザ/駒沢女子大学

[336] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 15:33
現地13日のスウェーデン戦で2ゴールを挙げ、日本の決勝進出に大きく貢献した川澄奈穂美がFIFAの公式HP上で、決勝戦への決意を語っている。

 FIFAは川澄を“ヒロイン”と称し、「スウェーデン戦まで2試合に途中出場し、わずか29分間しかプレーしていなかったにもかかわらず、スウェーデン戦では2得点を挙げて決勝進出に大きく貢献。スウェーデンGKの頭上を越えていったシュートは、今大会で最も素晴らしいゴールの一つだろう」と活躍を称賛している。

 川澄は、「普段、日本では女子サッカーがメディアに取り上げられることはあまりない。でも、私たちがオリンピックや今回のように良い結果を残せば、みんなが女子サッカーに興味を持ってくれる。今回はチームや試合をみんなに知ってもらう重要な機会なんです」とコメント。

 そして、決勝戦については、「決勝は私のキャリアの中で最も大きな試合となる」とし、「今大会の結果が私たちに自信を与えてくれている。私たちは勢いがあるし、常にチャレンジするチーム。強い精神力とチームワークでアメリカを倒したい」と意気込みを語っている。

[335] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 13:55
澤にMVPとって欲しいな!!

[334] 無題 投稿者:ああ 投稿日:2011/07/16(Sat) 13:18
みんなでなでしこを応援しよう!!!

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