第16問 民法

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問題

根抵当権に関する次のアからオまでの記述のうち,誤っているものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。
元本確定前の根抵当権は付従性・随伴性がなく,また,ある債権に保証人がついていて,その保証人が元本確定前に代位弁済しても,根抵当権を行使することができない。

根抵当権は普通抵当権に認められた民法第376条第1項の処分が認められないので,元本確定前には根抵当権を担保に入れることはできない。

元本が確定した場合,そのときに存在していた元本に,その後2年間に発生すべき利息及び遅延利息を加えた額まで極度額は当然に減少するわけではないが,根抵当権設定者の一方的意思表示により減額の効果が生じる。

根抵当権の被担保債権は不特定であるので,債権者・債務者間の全債権を被担保債権とすることも許される。

債権者が甲,乙不動産に被担保債権の範囲を共通にする根抵当権の設定を受け,共同担保である旨の登記がなされていない場合,債権者は各々の不動産につき極度額まで優先弁済を受けることができる。
以下から選択してください。
  1. ア・ウ
  2. ア・オ
  3. イ・エ
  4. イ・オ
  5. ウ・エ


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