合格後の流れ(研修や就職活動について)
司法書士試験の最終合格発表は11月初旬です。(詳しくは、司法書士試験概要をご覧ください。)
その後、東京法務局での合格証書授与式があった後、12月初旬から2週間ほど、四谷の司法書士会館で東京会の研修を受けました。
この最初の研修が一番実務的な内容で、資料も充実していましたので、参加がお勧めです。ただ、時間が5時15分からだったので、働いている方はなかなか参加が難しいかもしれません。
その後、1月の後半に1週間ほどの司法書士会の新人研修があります。
東京合格の私は、つくばで受講しました。
この研修はどちらかというと、簡裁訴訟代理業務等の司法書士としては新しい分野中心の内容です。1日中研修なので、泊まりがけになりますが飲みもあるし、仲間を作るのが目的みたいな感じもありましたね。研修とはいえ、ちょっとしたリフレッシュでした。
以上の研修は必須ではありません。(ただし、受講していないと登録の面接の際に不参加の理由を聞かれたりするそうです。)
まだ研修は続きます。2月はまるまる簡裁訴訟代理権取得には必須のいわゆる100時間研修。私は申し込むのが遅く、神戸での受講となりました。この研修も昼間行われるので、働いている方には大変です。ゼミ形式で、模擬裁判などもあり楽しい研修です。
私は、新人研修終了後、司法書士事務所探しをしました。若いためか、どの司法書士事務所でも面接は好感触。どこにも落とされませんでした。今の司法書士事務所は残業代もしっかりでるし、基本給も業界標準からすると良い方です。それに何より、様々な案件があるので、勉強になっています。独立までに何年かけるかは人それぞれですが、どうせなら都心の司法書士事務所の方がいろいろと経験できて良いと、個人的には思います。
なお、確か、研修代だけで20万くらい掛かりました。しかし、是非、研修に参加されることをお勧めします。
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